共に“脳の汗”をかける
第二創業期を創る人材求ム!
わが社は“共栄金物製作所”からスタートし、自社でプレス加工を主に携わって参りましたが、その技術ノウハウを基点として、製品に関する設計開発、並びに生産管理に力を入れてモノづくりに携わってきました。
しかし、お客様の要望に応える中で、製品が出来上がる迄には多岐に渡る工程、並びに加工方法があり、そして多くの素材に携わる必要が出て参りました。
そんな中、当社が出した一つの答えが、“ファブレスメーカー”として製造設備を手放すことでした。
お客様に最適で高品質な製品を提供するためにこれら製造設備をあえて手放し、“部品設計”や“生産管理”に主眼を置く事で、「ひとひねりのアイデアと企画力」をウリにしたモノづくりに注力出来る様になりました。
現在では、自社で生産設備を一切持たないことで、製造能力に縛られることなく多彩なルートから様々な製品の製造が可能になり、最適な協力工場を選択することでお客様にベストな品質・コスト・納期で製品を提供し続けることができる体制が確立されました。
皆さんもご存知の通り、日本を代表する超大手企業ですら破綻しうる時代となり、企業規模や業界だけで“安定”と判断できる時代は終わりを告げました。これまではモノづくりにおいては「メイドインジャパン」はゆるぎない信頼性があったものが、中国を初めとして、東南アジアでも設備があればある程度の品質が保たれたモノづくりが出来る様になり、品質だけで勝負できる要素も少なくなってきました。
一方でIT分野においては、AIによる技術革新により「決まったことを決まった通りにやる」ルーティンワークの仕事は自動化の波にさらわれてしまうでしょう。
また、3Dプリンタや3DCADの標準化により、これまで以上に手軽で、そして今まで以上に早くモノを作りだし、メルカリやBASE等の販売チャネルを通じてエンドユーザーに直接販売できる様にもなりました。まさに“本当に良い製品”を“本当に望んでいるユーザー”に届けなければ淘汰されてしまう時代といっても過言ではありません。
そんな時代を生き抜くために企業として最も大切なことは、AIに取って代わられることのない「人間としての力(自律・自立・自責)」と新製品の開発といった「知恵の生産性」の最大化に注力し付加価値の高いモノづくりを行うしかありません。
これからはただ与えられた課題に取り組むだけではなく、会社としてさらなる前進を目指し、自らアグレッシブに挑戦していく挑戦型組織へと変革していく必要があると考えています。
そこで掲げるビジョンが下記の3点です。
DXをベースとした生産管理力の強化
設計開発力と同様に、外部の協力工場やブレーンをプロジェクトごとに取りまとめるプロジェクトマネジメント能力(進行管理能力)が問われるこの仕事。顧客や協力先が求めるものは何か、という本質を掴んで「三方善し」となる方向に導く組織となり、業界を牽引して参ります。
また、DXによる業務効率化、並びに業務革新を目指して参ります。
設計開発力の強化
製造を外部に委託している分、注力しなければならないのが設計開発力。自社組織自体に設計・開発力をこれまで以上に蓄積させると同時に「ひとひねりのアイデア」を取り入れ今の製品の付加価値を更に高めます。
次世代を担う人材採用と育成
次の世代を担っていく幹部候補となる人材を採用し、育成します。当社の理念やビジョンが浸透した生え抜きを中心とした組織を作ります。
この3点に注力し、世の中に必要とされる製品を生み出し続けることで、企業を永続的に発展させ社会貢献を果たすことができ、それが結果として社員の心身ともに裕福な生活を守ることへと繋がると考えています。
そして新たに、令和6年4月に「株式会社共栄金物製作所」から「株式会社共栄舎」として社名変更し、幅広い分野のモノづくりへの挑戦と貢献をして参りたいと考えております。
上記に掲げるビジョンに共感され、「ひとひねりのアイデアを武器に、脳の汗をかける」チャレンジ精神豊富な方。是非共に次の時代を創りましょう。
そんな皆様にお会いできることを楽しみにしております。
「自立・自律・自責」の考えで取り組む人しか生き残れない時代に!