共栄舎オリジナル製品
多機能クリップ
段ボールのふたを、開いた状態で保持、それを重ねて積んだり、
ふたの仮留めをすることができる多機能クリップ「らくダン」。
製造現場で段ボールに梱包する際のわずらわしさを解消させるために、試作・設計を繰り返し
「開いて保持」「重ねる(スタッキング)」「仮留め」の三つの機能を一つにした、
共栄舎のオリジナル製品です。
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Episode01
らくダンの生まれ故郷
社内で出荷工程作業中のこと
共栄舎で製作した加工品を協力会社に出荷する際、次の工程で段ボールから出すことを前提としていたので、ガムテープで密封ではなく角の部分だけを仮留めしていました。しかしテープを切って貼って、次の工程で剥がしてまた貼ってという作業のわずらわしさとテープのもったいなさをきっかけに、もっと簡単にできるものを作ろうということになりました。
世の中にはすでに「ダンボールクリップ」というジャンルで様々な製品がありましたが、単機能のものばかりでした。そこで、共栄舎の「ひとひねり」したアイデアで、「開いて保持」「重ねる(スタッキング)」「仮留め」の三つの機能をひとつにし、あらゆる段ボール作業でのイライラを解消する「らくダン」が誕生したのです。 -
Episode02
らくダンはとってもスマート
作業をスムーズにする3つのスタイル
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1.開いて保持
ワンタッチで開き留めができて、そのままキープすることができます。作業の邪魔になっていたふたから解放されます。テープで留めたり、ふたを切り落とす手間が省けます。
使い方
らくダンを2つ使用します。段ボールのふたを全て4方に折り返し、対角の2ヶ所を90度に曲げたらくダンで開き留めします。
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2.重ねる(スタッキング)
開き留めの状態のまま、同じサイズの段ボールを重ねられます。また、別売りのラベルシールを貼ることで在庫管理がグッと簡単になります。
使い方
らくダンを4つ使用します。上記「開いて保持」の状態から、残りの角にも90度に曲げたらくダンを取り付けます。こうすることで、同じサイズの段ボールを重ねることができます。
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3.仮留め
ふたに簡単に着脱できるので、テープではわずらわしかった貼り剥がしの手間がありません。段ボールにテープの貼り跡がつかないのでキレイな状態のまま保てます。
使い方
らくダンを1つ使用します。段ボールの長い方のふたにらくダンのロゴが上に来るように挟み込みます。この時、短い方のふたも同時に挟み込むようにします。もう片方の長いふたを押し込んで仮留めが完成です。
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Episode03
らくダンの生息地域
色々なところで活躍しています
製造現場〜ライン工程
段ボールのふたを「開いて保持」のまま製品を梱包し、次の工程まで運搬する際に「仮留め」しておきます。また「開いて保持」した状態で重ねることもできるので、一旦保管する際にも便利です。
ピッキング作業
段ボールのふたを「開いて保持」のまま、倉庫内でのピッキング作業ができます。ピッキング後から確認を経て出荷までの間、「仮留め」をしておくことでお客様にお届けする段ボールをキレイな状態にしておけます。
在庫管理
段ボールを「開いて保持」した状態で「重ねる」ことができるので、在庫管理がしやすくなります。さらに、別売りのラベルシールを使うことで、重なった状態でも中に何が入っているのかが分かる上に、検品待ちか済みかの確認も現場内の誰もが簡単にできます。
段ボール同士の連結
複数の段ボール同士を「らくダン」で連結することができます。製造した加工品を種類別でまとめたり、作業現場のゴミの分別など自由で幅広い使用方法があります。